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高齢者が交通安全意識高める

伊那警察署が講習

高齢者が交通安全意識高める

高齢者を対象にした交通安全講習会が20日、伊那市西春近の小出一区公民館で開かれ、お年寄りが事故に遭わないための心構えなどについて学びました。
講習会は去年伊那市内で高齢者が死亡する事故が多発したことから、お年寄りに交通安全意識を高めてもらおうと西春近交通安全協会が開いたものです。
講習会にはお年寄り11人が集まり伊那警察署の三沢謙司交通課長の話を聞きました。
三沢課長は、「夜間道路を歩くときは夜光反射材をつけること。また横断歩道も絶対に安全とは限らないので、車の様子を確認してから渡るようにしてください。」と呼びかけていました。
講習会では、ほかに0から48までの数字が不規則に書かれた紙が用意され、時間を測って数字の順にチェックする反応テストも行われました。
去年伊那市内で10人が交通事故で亡くなりうち7人が高齢者でした。
今年は、今月20日現在、伊那署管内で5件の死亡事故が発生し6人が亡くなっています。
伊那署では高齢者の交通安全対策を最重要課題として、講習会の開催など啓発活動に取り組んでいくとしています。

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