油流出事故 26地点で基準値上回る
水田の水質調査の結果公表
伊那市西町のオリンパス伊那事業所の解体工事現場で発生した油の流出事故で、工事を請け負っている宮下建設は、25日記者会見を開き、伊那市西春近で行った水質検査の結果を公表しました。
油の流出事故は、今月9日に発生し、宮下建設は、最大で180リットルが流出したと調査結果を報告していました。
25日の会見では、これまで行った水質検査の結果が公表され、西春近の水田139地点のうち小出島から沢渡までの間の26地点で油の量が基準値を上回ったことがわかりました。
宮下建設では、米の収穫時期に米への影響を調べるために玄米の調査を行うことにしています。
なお、流出した油の検査では、毒性は、検出されなかったということです。