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新伊那公民館について考える

利用者らがワークショップで意見出し合う

新伊那公民館について考える

 伊那市が現地での建て替えの方針を示している、伊那公民館の新しい施設について考えるワークショップが、24日夜、開かれました。
 この日は、公民館利用者などおよそ40人が伊那公民館に集まり、新しい施設について意見を出し合いました。
 伊那公民館は、昭和46年、1971年に現在の建物が完成。1階の駐車場部分を含む4階建てで、延べ床面積はおよそ1600平方メートルあります。
 老朽化が進み、耐震化も必要なことから、伊那市は2015年度までに現地で建て替える方針を決めています。
 ワークショップは、広く一般から意見を募集しようと、伊那公民館が開きました。
 参加者は4つのグループに分かれて、使いづらい部分や、充実させてほしい部分などについて、意見を出していました。
 建て替えに向けて7月に設置された伊那公民館建設検討委員会では、1年かけて施設内容を検討することになっていて、ワークショップでの意見も取り入れていきます。
 建設検討委員会の阿部凱人会長は「実際に利用している人たちの意見なので現実的。様々な意見を聞くことができてよかった」と話していました。
 伊那公民館の武田登館長は「今まで多くの人が使ってきたが建て替えが必要。建て替えるからには長く使えて新しい時代のニーズに対応した公民館にしていきたい」と話していました。
 ワークショップは9月1日にも開かれる予定で、利用者でワークショップに参加できない人のためにアンケートも行う計画です。

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