大地震に備え竜西保育園が中学校と初の合同訓練
伊那市の竜西保育園は、近くの伊那中学校と地震に備えた合同訓練を、29日、初めて行いました。
竜西保育園では、東日本大震災を受け、あらゆる想定での訓練を行おうと、今回初めて伊那中学校にお願いし合同訓練を行うことにしました。
防災ずきんをかぶった園児たちは、一次避難場所の園庭に集まりました。
人員確認が済むと、二次避難場所になっている、伊那中学校のグラウンドを目指して移動しました。
竜西保育園ではこれまで、単独で中学校のグラウンドまで避難する訓練を行ってきましたが、実際に中学生が一緒に避難して来たときはどのような状況になるのか確認し、課題を見つけようと今回の訓練を行いました。
園児たちがグラウンドに到着すると、中学生も続々と避難してきました。
竜西保育園では、年に1回は合同訓練を行うとともに、避難後の具体的な対応についても検討していきたいということです。