伊那市観光(株)取締役会 四半期の売上状況報告
伊那市観光(株)は、29日、取締役会を開き、今年4月から6月までの売り上げ状況を報告しました。
この日、伊那市役所で取締役会が開かれ、事務局や各施設の支配人から、今年4月から6月の売り上げ状況や経営計画などが報告されました。
伊那市観光では、健全な経営を目指そうと今回初めて四半期の売上状況の報告を行いました。
報告によりますと、伊那市長谷の仙流荘、入野谷は前の年の同じ時期と比べ赤字幅は減り、仙流荘は約490万円の赤字、入野谷は、約200万円の赤字だったということです。
これを受け取締役からは、「宿泊予約をキャンセルした旅行会社に理由を聞いて、キャンセルの原因を追究しているか」「ゼロ磁場を訪れた観光客が駒ヶ根に流れている現状を分析しているのか」「地域振興まで考えると、市の総合支所とも連携していく必要がある」などの意見が出されていました。
伊那市観光では、今後も四半期に一度、経営状況を報告していくということです。