箕輪中学校体育館改築にあたり発掘調査
土器など出土
箕輪町の箕輪中学校体育館の改築にあたり、敷地となっている中山遺跡の発掘調査が始まっています。
これは、箕輪中学校体育館の改築にあたり、中学校全体の敷地となっている中山遺跡の調査をしようと箕輪町教育委員会が主体となり、10人ほどの調査団が行っているものです。
調査は27日から始まり、改築する体育館部分のおよそ800平方メートルを調べます。
30日までの調査で、バケツ2杯分ほどの土器や石器、土偶が出土しているということです。
中山遺跡は過去に3回調査を行っていて、縄文時代、平安時代の遺構や遺物が発掘されているということです。
箕輪町教育委員会は、「過去の工事などにより壊れている部分もあるが、土器などがたくさん出土しているので、今後の調査に注目していきたい」としています。
調査は9月末までを予定していて、結果は報告書にまとめられることになっています。