はびろの里まつり 楽しみながら介護を理解
伊那市西箕輪の老人保健施設はびろの里の、はびろの里まつりが2日に行われ、訪れた地域住民が、楽しみながら介護などについて理解を深めました。
はびろの里では地域の住民と交流し、楽しみながら介護などについて理解を深めてもらおうと、毎年この時期にまつりを行っていてます。
まつりではチャリティーバザーが行われ、東日本大震災の被災地、宮城県山元町の主婦が、避難先の仮設住宅で手作りしたタワシが販売されました。山元町はイチゴの生産地でしたが、津波で9割以上のハウスが流されてしまったということです。
会場ではほかに、職員有志による認知症をテーマにした寸劇も行われ、訪れた人が楽しみながら理解を深めました。
職員らは、寸劇を通し、「物忘れがひどくなったり、家事がうまくできなくなったりと、認知症を最初に自覚するのは本人。本人が一番心配で、心細いことを知って欲しい」と呼びかけていました。