たけのこ園で子育て講演会
一般公開に合わせて開催
10月に開所する南箕輪村の療育施設「たけのこ園」の一般公開に合わせて8日、子育て講演会が開かれました。
講演会は、多くの人に施設を知ってもらおうと、開所を目前に控えたたけのこ園で開かれました。
たけのこ園は、発達障害などがある、小学校入学前の子どもを受け入れる施設で、10月に開所を予定しています。
会場には、子育て中の親などおよそ50人が集まりました。
上伊那地域で活動する臨床心理士の清水多加志さんが「子育てに悩めるお父さん、お母さんへ」と題して講演しました。
清水さんは、子どもへの褒め方、叱り方について「子どもは親が自分を見てくれているかがとても気になる。具体的に、何が良かったのか、どこがいけないからどうするべきかを説明することが大切」と話していました。
また、子ども達が引き起こす事件についても触れ「心が不安定になった時、事件などが起こってしまう。親が子どもときちんと接することで、心の安定を与えることができる」と話し、コミュニケーションの重要性を説明していました。
講演会が行われたたけのこ園は、9月19日と20日にも一般公開される予定です。