社会福祉法人の法人格取得へ取り組み
ケア付き共同住宅建設目指す「パンセの会」
障害者や高齢者の自立生活の支援を行うパンセの会が9日、伊那市福祉まちづくりセンターで会合を開き、社会福祉法人の法人格取得に向けた取り組みについて協議しました。
パンセの会は重度心身障害者やその家族を中心に活動していてケア付き共同住宅の建設を目指しています。
パンセとはフランス語で「考える」という意味で9日の会合には会員14人が出席しました。
ケア付き共同住宅は、障害者や高齢者が自立生活を送るための居住環境で、介護専門フタッフが常駐します。
共同住宅の建設とその運営には多額の費用がかかることから会では、補助金の交付や税制面で優遇措置を受けることができる社会福祉法人の法人格取得を目指しています。
会合では活動を広く知ってもらうきっかけとして、パンセの会主催の映画上映会を開きたいとの意見が出されていました。
代表の唐澤浩さんは、「困難にぶつかっても知恵と工夫で踏み越えていきたい。」と話していました