みはらしの木曽馬牧場廃止へ
伊那市が検討進める
平成22年に落馬事故があった伊那市のみはらしファーム木曽馬牧場について市は、廃止する方向で検討していることが分かりました。
これは10日伊那市役所で開かれた伊那市議会経済建設委員会協議会で報告されたものです。
木曽馬牧場では平成22年に乗馬体験をしていた女性が落馬しその際馬に頭を蹴られ重傷を負う事故がありました。
女性は奇跡的に回復しましたが、賠償問題で現在も解決には至っていないということです。
事故後市は、指定管理者となっていた伊那乗馬クラブに業務の停止を命じ牧場は現在まで休止状態となっています。
ただ馬の世話や施設の管理などで年間およそ200万円の経費がかかっています。
市では安全な運営ができる適切な指定管理者の選定が困難なことから木曽馬牧場は廃止する方向で検討を進めています。
今後廃止について、はびろ農業公園運営会議などに諮り、跡地利用の検討体制を整備するとしています。
市では今年度中に木曽馬牧場廃止の条例改正案を提出する予定です。