Jアラート 上伊那2件トラブル
全国瞬時警報システム「Jアラート」の自動放送等の初の一斉試験放送が今日、全国の自治体で行われました。
伊那ケーブルテレビの調べによると、上伊那8市町村では宮田村と中川村で一部放送が流れないトラブルが発生しました。
Jアラートは、大規模な自然災害や弾道ミサイル攻撃などの際に国民保護に必要な情報を人工衛星を介して国が地方公共団体の防災無線などで住民に瞬時に伝えるシステムです。
この日は、国によるシステムの訓練が午前10時と10時半の2回行われました。
このうち、伊那市では、国からの情報を受信すると、防災無線や防災ラジオから訓練を知らせる放送が自動で流れました。
上伊那8市町村では箕輪町以外が防災無線などと連動するシステムを導入していていますが、宮田村と中川村では、2回目の訓練で放送が流れないトラブルが発生したという事です。
メールによる自動配信は、伊那市のみ行っていて、情報受信から、一回目が10分後、2回目が5分後に自動配信されました。
市では、メールでの情報伝達に時間がかかっている事から、今後システムの確認を行い、スピードアップに努めたいとしています。