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伝統のおやきを次世代に

女性グループが活動

伝統のおやきを次世代に

 伊那市高遠町の女性グループが、高遠おやきの会を立ち上げ、昔ながらの味を次世代に伝えようと活動しています。
 高遠おやきの会のメンバーは現在4人で、全員が高遠町在住です。
 メンバーの活動の拠点である、高遠城址公園近くの住宅で、おやき作りをしています。
 17日、作ったのはカボチャのおやき。メンバーの畑で取れた、無農薬栽培のカボチャが使われています。
4人は、町内の女性団体や健康講座などで出会い、意気投合しました。
 昔ながらの味を後世に伝えようと、去年の冬から、おやきの味の研究をはじめ、今年5月に「高遠おやきの会」を発足させました。
 この住宅は、代表の関多美子さんが以前暮らしていたもので、おやきの会のために改装しました。
 おやきは冷凍保存できるため、メンバーは、不定期に集まっては、商品を作っています。
 東京の学生が、高遠町に宿泊した際には、おやきのつくり方を指導するなどの活動もしています。
 仕事の合間には、持ち寄ったお茶請けで一休み。
メンバーの楽しみの一つにもなっています。
 おやきは、町内の日帰り温泉施設 さくらの湯で常時販売しているほか、高遠城下まつり、燈籠祭りなどのイベントで販売します。
 お焼きの種類は、期間限定のものも含めて6種類。1つ130円で、注文にも応じるということです。

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