ギネス認定のプラネタリウム上映
箕輪町の親子らが楽しむ
投影する星の数が560万個と多く、世界で最も先進的なプラネタリウム投影機としてギネスに認定されている「メガスター」の上映会が、箕輪町で行なわれました。
箕輪町文化センターホール内に設置された仮設エアドームの中で、16日・17日の二日間にかけて、15回プラネタリウムの番組が上映されました。
従来、プラネタリウムで投影される星の数は9千個程度でしたが、「メガスター」は、560万個の星を映し出すことができるほか、軽量なため持ち運ぶ事ができます。
更に、これまでできなかったオーロラや、雪が降る星空などの表現も楽しめます。
上映が終了すると、観客からは拍手が起きていました。
メガスター発明の大平貴之さん講演
17日は、メガスターを開発した機械工学技術者の大平 貴之さんの講演会が、箕輪町地域交流センターで開かれました。
大平さんは、1970年に神奈川県で生まれました。
小学生のときに、卓上のピンホール式プラネタリウムを製作。21歳で、レンズ投影式プラネタリウムを完成させ、28歳のときに、150万個の星を映し出すメガスターを国際プラネタリウム協会で発表しました。
講演の中で大平さんは、アルミホイルに穴をあけ、虫眼鏡を使って、プラネタリウムの原理を説明していました。
大平さんは、「音楽との融合など新しいプラネタリウムの世界をつくって行きたい」と話していました。