すくすくはうす幼児救急法学ぶ
南箕輪村の子育て支援施設すくすくはうすの利用者を対象にした幼児救急法の講習が、20日行われました。
20日は、保育園入園前の親子30組が、講習会に参加しました。
講師を務めたのは、辰野町在住の日本赤十字救急法指導員で、辰野町消防団団長の古村 幹夫さんです。
小さな子どもの一番の死因は不慮の事故だということで、古村さんは、いざというときのための救助方法を説明しました。
体重に0.08をかけた量が血液の量だとして、古村さんの場合は、血液量は、900ミリリットルのペットボトル6本分に当たります。
3分の1の血液が失われると危険な状態になるため、子どもの血液量を把握しておき早く止血することが大切と話しました。
また、子どもの事故は、喉にものを詰まらせてしまうことが多いということで、その対処方法などを指導していました。
古村さんは、「まず一番大切なのは、事故の予防です。そして、お母さん、お父さんが救助を受ける立場にならないことも大切。いろいろなことに気をつけて大切ないのちを守りましょう」と話していました。