高遠ブックフェスティバル
地域主体で運営
3年前から高遠町を本の町にしようと始まった、高遠ブックフェスティバルが、今年は地域住民主導で開かれました。
高遠町商店街の店舗前には本棚が置かれ、誰でも手に取って読んだり、買ったりすることができます。
「読み終わった本でも、他の人にとっては読みたい本かもしれない」と地域に本を募ったところおよそ4千500冊が寄せられ、店頭や空き店舗などに本が並べられました。
高遠ブックフェスティバルは、読書愛好家らでつくるグループが始めたもので、今年から地域住民が主体となって運営を行いました。
本の町プロジェクトの春日裕代表は「5年後、10年後に町の横に本が佇むようなイベントにしていけるよう頑張っていきたい」と話していました。
ブックフェスティバルを運営する本の町プロジェクトでは、今回の売り上げ全額を東日本大震災の義援金として寄付するということです。