高校演劇 伊那西地区代表に
上伊那地区の高校演劇部の合同発表会が23日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、審査の結果、地区代表には3年連続で伊那西高校が選ばれました。
発表会には、演劇部のある6つの高校から、約80人の生徒が参加しました。
作品は、シリアスな物からコメディーまで様々で、生徒たちは、夏休みや放課後の時間を利用し練習してきた成果を披露しました。
地区代表に選ばれた、伊那西高校演劇クラブが演じたのは創作劇の「BORN(ぼーん)帰り」です。
この作品は、震災によりいまだに家に帰る事が出来ない人達を思い、家の持つ意味の深さを伝えようと作られました。
作品では、お盆を控えた信州の旧家を舞台に、人の拠り所となる家がある喜びや、家族の絆が描かれています。
クラブ長の前澤温さんは「稽古どおり、息の合った舞台ができた。県大会では、女子高である伊那西らしい舞台に磨きをかけ、全国大会出場を目指したい」と話していました。
伊那西高校演劇クラブが出場する県大会は、11月に松本市で開かれる予定です