保育園保護者と村長が車座集会
子育て支援と保育行政をテーマに
中川村は31日夜、みなかた保育園で、子育て支援策や保育行政全般などをテーマに、保育園保護者と村長との車座集会を行った。
村側からは曽我村長、保健福祉課、両園の園長ら5人が出席、保護者30人余が参加し、子育て支援センターやランドセル、通園路の安全など、活発な意見交換を行った。
まず、曽我村長が「村に住んでいる人たちが安心して子育てができ、村外からも若い人たちが移住し、子どもを中心に人口が増える村づくりをしたい」と子育てビジョンを示した。
これを受けた意見交換では参加者から「個性尊重の時代、ランドセルは現物支給でなく、補助金で」という要望もあったが「もらえるのは大変うれしい。今まで通りに」という意見も。村は「ランドセル贈呈は記念品という位置付けで行っている」と説明。
子育て支援センター(つどいの広場)については「ぜひ、ほしい。チャオの2階なら場所もいい」と歓迎、具体的な内容について「小さな子が遊べるボールプールなどの遊具を」「チャオの裏に小公園を整備し、小さい子どもが遊べる遊具の設置」など。村は「使用料は無料、村内はもとより、村外者も来てくれるような施設にしたい」との考えを示した。
このほか「保・小・中学校の連携が薄い。子ども行政の1元化を」「通園路の安全確保」「スクールバス事業の創設を」など幅広い意見、要望が出された。