幼保小の連携強化 伊那市接続時カリキュラム作成へ
伊那市は、園児が小学校に入学後すぐに学校生活に馴染めるよう事前に養うべき力を示す「伊那市接続時カリキュラム」を、今年度中に作成します。
これは、4日に開かれた伊那市保育行政審議会で、市が示したものです。
接続時カリキュラムは、入学後すぐに学校に馴染めず授業に集中できない、いわゆる小1プロブレムを解消するためのものです。
カリキュラムの内容は、基本的な生活習慣や人との関わりなど、卒園までに育てたい力と、小学校1年生の1学期末までに育てたい力を項目にし、明確化します。
市では、昨年度から保育士の小学校長期派遣を実施していて、派遣された保育士から意見を聞きカリキュラムに反映させたい考えです。
今年度中に作成し、来年度からカリキュラムに基づいた指導を実施したいとしています。