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商店街に賑わい

まちの文化祭 初開催!

商店街に賑わい

 伊那市の食と文化の祭典「まちの文化祭」が、伊那市の中心市街地で13日、初めて開かれ、会場は訪れた人たちで賑わいました。
 セントラルパークのステージでは、イナゴにザザムシ、蜂の子と、昔、伊那市では貴重なタンパク源として食べられていた「虫」をのせた「三色丼」の早食い大会が行われ、会場は盛り上がっていました。
 いなっせ北側広場、セントラルパーク、通り町商店街を会場に、イベントが行われたほか、地元の名物料理などの出店が並びました。
 まちの文化祭は、食文化の普及と商店街の活性化を目的に、去年まで行われていた伊那総合物産展示会・商工祭に変わるイベントとして、今年初めて企画されました。
 伊那商工会議所の向山公人会頭は「地域の声に反応して企画されたイベント。地域が自ら動いていくようなイベントになっていけば」と話していました。
 早食い大会では、辰野高校の中村美波さん(辰野町)が優勝し、三色丼の具材となる佃煮が景品として送られていました。
 中村さんは「イナゴ以外は初めて食べたけど、意外とおいしかったです」と話していました。

女性に人気スイーツフェスタ

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 通り町のタウンステーション伊那まちでは、伊那市内の菓子店10店による「スイーツフェスタ」が開かれ、女性客で賑わっていました。
 菓子店の自慢の商品が通常より安く買えるということで、開始から間もない11時過ぎには商品が足りず、追加が持ち込まれていました。

地域の食文化一堂に

商店街に賑わい

 いなっせ北側広場には、ローメン、ソースかつ丼など、伊那市の食文化が一堂に並び、訪れた人たちが味わっていました。
 夫婦で訪れていた男性は「食文化を広めるためにはとても良いイベント」、家族で訪れていた女性は「年に何度もやってほしい」と話していました。
 また、いなっせ1階通路では伊那市飲食店組合が行った抽選会の商品贈呈式が行われました。
 特等の4万円分の旅行券に当選した南部高幸さんは「1枚の応募で当たるとは思わなかった。これからもいろんな店を利用して、地域の活性化に協力していければ」と話していました。
 まちの文化祭実行委員会の藤澤秀敬実行委員長は「予想以上に多くのみなさんに足を運んでいただいてよかった。さらに商店街に足が向くようにしていければ」と話していました。
 実行委員会では「今回の経験を活かして、来年も開催できれば」と話していました。

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