たかずやの里 退園生が激励
創立60周年の節目に
施設の移転建て替えが計画されている伊那市富県の児童養護施設たかずやの里は今年、創立60周年となります。
15日は節目の年を祝い退園生など関係者が子どもたちに激励の言葉を贈りました。
15日は、たかずやの里でイベントが行われ、関係者が60年の節目を祝いました。
現在55歳で理容師として伊那市内で店を構える松澤和彦さんは、2歳で施設に入り13年間を過ごしました。
松澤さんは、来年度社会人となり独立する生徒に責任感を持った大人になるよう呼びかけました。
現在26歳で美容師の谷口麻耶さんは2歳で施設に入り16年間を過ごしました。
美容師の資格を取得した谷口さんは、子どもたちに目標に向かってがんばってほしいと激励しました。
たかずやの里は1952年、昭和27年に虚弱児施設高烏谷保養園として開設しこれまでにおよそ600人がここで生活し独立しています。