障がい者就職・雇用厳しい状況
障がい者の雇用を図ろうと伊那地区障がい者就職・雇用相談会が16日伊那市のいなっせで開かれました。
上伊那の月間有効求人倍率は11か月連続で県下最低ということもあり障害者の雇用情勢も厳しい状況です。
相談会は、ハローワーク伊那が開いたもので、会場にはおよそ100人が相談に訪れました。
参加した企業は、製造業やサービス業、福祉関係など去年より3社少ない19社です。
ハローワーク伊那管内で仕事探しの登録をしている障がい者は405人いるということです。
訪れた人たちは、担当職員から企業説明を聞いたり、質問をしていました。
56人以上の従業員がいる事業所の障がい者法定雇用率は、1.8%と定められていますが上伊那はそれを下回るということです。
来年4月からは国の法定雇用率が2%に引き上げとなります。
ハローワーク伊那では今後も多くの企業と連絡を取り求人開拓に務めていきたいとしています。