田原の耕作放棄地でイモ掘り
新宿区民が体験
昨年度から耕作放棄地の解消に向けた取り組みを行っている伊那市東春近田原の住民は、新宿区の住民を招いて、焼酎用のサツマイモを21日収穫しました。
20日と21日の2日間、新宿区の住民およそ20人が田原を訪れ、きのこ狩りや郷土料理づくりなどの農村体験を行いました。
21日は、6月に植えた焼酎用のサツマイモ「黄金千貫」を収穫しました。
田原では、国の補助金を活用し昨年度からの2年計画で16ヘクタールの耕作放棄地の解消に取り組んでいて、今年6月に造成工事が完了しました。
新宿区との交流は、関係者だけでなく地区外の人を巻き込んだ取り組みにしようと行われているもので、今年で2年目です。
参加者は、イモを折らないよう慎重に収穫していました。
収穫したイモは、焼酎にして後日参加者に贈られるということです。