伊那愛石会 水石展
伊那ケーブルテレビ賞は河野さん「水溜石」
天竜川水系の自然石を集めた伊那愛石会の第52回水石展が27日から伊那市の坂下公会堂で開かれます。
会場には、山などの風景を連想させる石や模様が浮き出たような石など32点が並んでいます。
伊那愛石会は、上伊那地域の60代を中心に18人の会員がいて、自慢の逸品を持ち寄っています。
天竜川水系の中でも三峰川は、石の種類も豊富で全国的にも有名な河川だということです。
会員が投票で各賞を決め、伊那ケーブルテレビ賞には、伊那市東春近の河野三千昭さんが出品した水溜石が選ばれました。
沢渡の天竜川で見つけた巣立真黒石と呼ばれる種類だということです。
この道40年以上という会長の中村章さんは、「気に入った石を探し当てた時の喜びはひとしお。山や岩、滝などを石の中に見つけ出し、連想して楽しんでほしい」と話しています。
伊那愛石会の水石展は、27日と28日の2日間、伊那市の坂下公会堂で入場無料で開かれます。