上伊那茶道連盟 茶会
3流派合同 常円寺で
上伊那茶道連盟の茶会が28日伊那市の常円寺で開かれました。
この茶会は、茶道の表千家、裏千家、大日本茶道学会が2年に1回合同で開いています。
流派によって茶道具や手前の方法が違いますが、合同の茶会を開くことで茶道の普及と交流の場にしています。
表千家は、濃い抹茶を一つの器で数人が回しのみをする濃茶席という流儀でもてなしていました。
裏千家は、抹茶を椅子の席でいただく流儀で訪れた人たちをもてなしました。
大日本茶道学会は、抹茶を正座でいただく流儀でもてなしていました。
茶会に参加した人たちは、古式にのっとって行われる手前に触れながらゆったりとしたひと時をすごしている様子でした。
上伊那茶道連盟では、「日本独自の文化として、茶道を後世に継承していきたい」と話していました。