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2511/(月)

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井上井月を偲ぶ句会が六道の堤で吟行

何処やらに寉の声聞く霞かな

井上井月を偲ぶ句会が六道の堤で吟行

 伊那市手良の井上井月を偲ぶ句会による吟行が28日六道の堤で行われました。
 吟行には井上井月を偲ぶ句会のメンバー8人のほか、井上井月顕彰会顧問で俳人の春日愚良子さんが参加しました。
 井上井月を偲ぶ句会は毎年吟行を行っていて、今年で11回目です。
 六道の堤には井月の絶筆とされる、「何処やらに寉(たず)の声聞く霞かな」の句碑があります。
 場所を移した郷の坪常会所では、「名も知らぬ花咲き見えしつつみかな」「小雨降り六道つつみ秋深し」などといった句が詠まれていました。
 ある参加者は、「じっくりと周囲を見て回ると思いがけない花があったりして、アイデアが浮かんで楽しい」と話していました。

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