村初の防災アドバイザー設置
災害活動経験者 6人を委嘱
南箕輪村は、防災に関して専門的な立場から指導や助言を行う防災アドバイザーを、初めて設置しました。
31日夜は、南箕輪村役場で初会合が開かれ、6人が防災アドバイザーに委嘱されました。
6人は、元消防団長や自主防災会の会長などで、それぞれ防災活動に関しての経験者です。
南箕輪村では、東日本大震災などを受けて、自主防災力を高めるために、今回初めてアドバイザーを設置しました。
唐木一直村長は、「日頃から地域の状況を把握し、より安心安全な防災力の高い地域にしていきたい」と挨拶しました。
防災アドバイザーは、地区の防災マップの作成の支援や、住民への啓発活動などを行なっていきます。
南箕輪村では現在、12地区のうち、4つの地区が防災マップを作成済み、1地区が作成中、その他7地区が作成できていません。
村では、全地区で防災マップを作成したい考えで、マップの作成にアドバイザーの経験を取り入れていくということです。
防災アドバイザーの任期は2年となっています。