マツタケの生産技術を学ぶ
マツタケ名人の藤原儀兵衛さんが指導
マツタケの生産技術を学ぶ教室が4日、伊那市富県上新山のマツタケ山で開かれました。
教室は、マツタケの増産により地域活性化を図ろうと伊那市が開いたものです。
4日は、市内からおよそ10人が集まりマツタケ名人として知られる藤原儀兵衛さんの話を聞きました。
藤原さんは5年に1度は積もった落ち葉をかいたり雨の少ない時は水を撒くなど山の手入れをすることが大事だとアドバイスしていました。
またマツタケが採れる山にするためには、時間がかかるので手入れの失敗は許されないと話していました。
今年はマツタケが不作だったことから藤原さんは、「値段が高すぎると消費者が離れてしまう。採る時代から作る時代に変わってきていることを痛感した。」と話し
山の手入れの重要性を強調していました。