県工科短大配置場所 上伊那地域を中心に
県工科短大の南信地域への配置について協議してきた工科短大機能あり方検討会は6日、県庁で会合を開き、設置場所を上伊那地域を中心とするとの報告書をまとめました。
検討会では県工科短期大学設置について上伊那地域を中心に県において更に検討を進めることとしています。
上伊那に設置された場合、南箕輪村の伊那技術専門校の校舎活用や新たに建設する案が出されています。
施設の名称は工科短期大学校南信キャンパスなど、親しみやすい名称を中心にした検討が必要としています。
学科については、製品の企画・開発から生産工程の構築などに対応できる技術者を育成する機械システム科と、ハードウエアとソフトウエアの融合分野を担う電気・電子システム科の2学科を設置し定員は2学科で40人としています。
県工科短期大学は現在上田市にあり平成7年の開校以来、県内の企業への高い就職率を維持しています。
しかし、入校生、就職先とも東北信に偏よっているとし、南信地域への設置が検討されてきました。
設置時期については平成25年度から平成29年度まで、県の中期総合計画の期間中に建設着手を目指したいとしています。