被災地に贈る桜の苗木をお披露目
東部中学校桜プロジェクト
伊那市の東部中学校の生徒は、東日本大震災で被災した宮城県仙台市の高砂中学校に桜の苗木を贈ります。
5日は、被災地に贈る苗木が全校集会でお披露目されました。
高砂中で植樹される桜の苗木は高さ2mのタカトオコヒガンザクラです。
東部中は昨年度、義援金を高砂中学校に贈ったことが縁で交流を続けています。
生徒会が中心となり今年4月に桜プロジェクトを立ち上げました。
集会には、伊那市の桜を管理する桜守3人が訪れました。
高砂中ではシンボルである桜の本が海水の影響で枯れてしまったということです。
桜守の稲辺謙二郎さんは「海水から守れるよう根を大きくした」と生徒たちに説明していました。
また、この日は高砂中に贈るビデオレターの撮影も行われました。
桜の苗木は、15日に高砂中学校で行われる式典に東部中の生徒など17人が参加し植樹されることになっています。