オリンパス周辺地下水 環境基準超えなし
上伊那地方事務所は、伊那市西町のオリンパス株式会社長野事業場 伊那の周辺の地下水の水質検査の結果、環境基準を超える有害物質は見られなかったと9日発表しました。
オリンパスでは、改修工事が進められていて、今年5月に地表の一部から基準値を超えるトリクロロエチレンや鉛などの有害物質が確認されています。
上伊那地方事務所では、オリンパスからの報告を受け、今回、工場の敷地からおおむね1キロ以内にある井戸14か所について水を採取しました。
水質検査は、県の機関で実施され、トリクロロエチレンや鉛など7つの有害物質について行われました。
検査結果、水を採取した14全ての井戸から、環境基準を超える有害物質は見られなかったということです。
オリンパスでは「近隣の方々には迷惑をかけ申し訳ありませんでした。敷地内の汚染土壌については、法律にのっとりしっかり対応していきたい」とコメントしています。