アマゴの卵20万個 天竜川支流に放流
天竜川漁業協同組合が行う
天竜川漁業協同組合は、アマゴの卵およそ20万個を9日、天竜川支流に放流しました。
孵化直前の卵。
鳥などの外敵から守る為に「埋設放流」と呼ばれる方法で放流します。
埋設放流は、卵を石で囲い木の枝などで隠す方法です。
天竜川漁業協同組合は、9日、辰野町から駒ヶ根市までの天竜川支流にアマゴの卵を放流しました。
このうち、三峰川水系には6万2千個の卵が放流されました。
組合では、毎年イワナやアマゴの成魚と稚魚、卵の放流を行っていますが、卵で放流したものは自然に近い状態で育つため、姿形の整った成魚になるということです。
放流した卵は1か月ほどで孵ります。
15センチの成魚になるには3年ほどかかるということです。