西箕輪中 いじめについて考える縦割り討論会
伊那市の西箕輪中学校の生徒は、いじめについて考える縦割り討論会を13日、開きました。
13日は、全校生徒182人が1年生から3年生までの縦割り班で「いじめや陰口がなくならない理由」をテーマに話し合いました。
西箕輪中生徒会では、2008年に「いじめに関するアンケート」を行ったところ、4分の1の生徒が校内にいじめがあると答えました。
これを受け、翌年から毎年討論会を開いている他、2010年にはいじめの廃絶などを盛り込んだ西箕輪中人権宣言を採択しました。
いじめや陰口がなくならない理由について、「自分では気づかないうちに悪口を言ってしまっている」「友達に流されて言ってしまう」などの意見が出ました。
およそ1時間話し合った後、体育館に移動して班ごとでた意見を発表しました。
生徒らは「いじめが起きないクラスの雰囲気作りをしていく必要がある」「普段から人の良い所を探すようにする」などとまとめました。
鈴木陸斗生徒会長は「今自分がすべきことをもう1度よく考え、西箕輪中からいじめや陰口をなくしましょう」と話していました。