芸大生が中学生に合唱指導
東京芸術大学の学生による伊那市内の中学生を対象とした合唱講習会が11日、市役所で開かれました。
11日は、高遠中学校と東部中学校の生徒42人が参加し東京芸術大学の学生から合唱指導を受けました。
東京芸術大学と伊那市は、旧高遠町出身の伊澤修二が、芸大の初代学長を務めたことが縁で毎年10月には伊澤修二記念音楽祭が行われるなどの交流が続けられています。
こうしたことから今回初めて声楽家の学生による合唱指導が行われました。
講習ではパートに別れて発声や歌う姿勢などの基礎を学びました。
中学生たちは学生たちのアドバイスに耳を傾けながら声を出していました。
学生は「合唱の醍醐味はハーモニーをみんなで一丸となってつくり上げ体感すること」と話していました。
伊那市では今後も継続して合唱講習会を開いていきたいとしています。