大きな大きなサツマイモ採れた食べた
はなまる地域探検隊
伊那市内の小中学生を対象とした「はなまる地域探検隊」(伊藤元郎代表)は29日、6月末に定植したサツマイモを収穫した。子どもたちは小雨のにもかかわらず、泥まみれになりながら両手いっぱいの大きなイモを掘り当ててはよろこんだ。
サツマイモの定植は2年目で、昨年に引き続き、市内西町区城南町の地域住民から借りた畑を利用。約80人が集まり、8アールほどの畑から軽トラック3台分を収穫した。春の乾燥で苗の定植に4割ほどが失敗したが、夏以降の気温の高さが影響し、たっぷりと養分を蓄えた大きなサツマイモが多く取れた。
大きいもので長さ50センチほどあり、児童たちは目を輝かせながら夢中で作業。形も長いものから、丸いものまでとさまざまで、なかにはウサギの頭の形をした変り種もあった。
収穫したサツマイモは、近くの青少年ホームへ持ち込み、市食生活改善推進協議会メンバーの協力で、サツマ汁やスイートポテトにして味わった。残りは、11月13日に市内の福祉施設の利用者と一緒に焼きイモ大会を楽しむ予定だ。
はなまる地域探検隊は、子供たちが学校や年齢の枠を超えて、日帰りキャンプや絵手紙づくりなどさまざまな活動を体験。今年で3年目を迎え、毎月一回の活動を展開している。