財政推計平成30年度から赤字
伊那市財政健全化プログラム
伊那市は平成24年度改訂版の財政健全化プログラムを策定しました。
それによりますと市の財政は平成30年度から歳出が歳入を上回り赤字の状態になると推計しています。
市がまとめた財政健全化プログラムによりますと平成30年度は歳入がおよそ205億円、歳出が208億円で差し引き、およそ3億円の赤字となります。
要因として伊那市では市土地開発公社の解散にともない、22億3千万円の第三セクター等改革推進債を活用することをあげています。
ほかには消防庁舎の移転新築にともない12億9千万円の地方債借り入れも要因としています。
これらにより厳しい財政状況となることから市では健全財政を維持するうえで公社から引き継いだ保有地の売却が優先課題だとしています。