信大とCATV 情報発信の課題探る
災害時CATV局が果たすべき役割と備え
大きな災害が起きたとき、ケーブルテレビには、どのような情報提供が求められるのかを探るフォーラムが11月29日長野市で開かれました。
信州大学と県内32のケーブルテレビ局でつくる日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会の主催です。
岡谷市で8人の犠牲者を出した2006年7月の豪雨災害や去年3月の県北部地震で、地元のケーブルテレビが行った放送の事例報告とパネルディスカッションがありました。
信大とケーブルテレビの県協議会は、地域への貢献を目的に今年7月に連携協定を結んでいて、今回のフォーラムはその一環です。
パネルディスカッションでコーディネーターを務めた信州大学の笹本正治副学長は、「防災の文化は、災害が起きた時に前進する。地域に新しい文化を生み出すよう努力していきましょう」とケーブルテレビとの連携強化を強調しました。