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天竜川に伊那谷の風物詩

「ザザムシ漁」解禁

天竜川に伊那谷の風物詩

 伊那谷の冬の風物詩「ザザムシ漁」が1日に解禁となり、愛好者が漁を楽しみました。
 この日は雪が降る中箕輪町の天竜川で、木下に住む小森一男さんが漁を楽しんでいました。
 ザザムシ漁は、毎年12月1日が解禁日で、虫踏み許可証を取得した愛好者が2月いっぱいまで漁を楽しみます。
 小森さんは、知人に道具をもらったのをきっかけに10年前からザザムシ漁を始めました。
 毎年、期間中週末になると川に入るという小森さんは、今年も解禁を心待ちにしていたということです。
 かんじきを履いて石についたザザムシをはがし、四手網で捕っていきます。
 小森さんは「今年の解禁日の収穫はサイズも小さいし量も少ない。温暖化が影響しているのかもしれないが、もうしばらくすれば成長してたくさん捕れるだろう」と話していました。
 天竜川漁業協同組合によりますと、この日までに虫踏み許可証を取得した人は15人いたということです。

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