農業排水処理事業 未加入で1,900万円請求へ
旧長谷村の農業集落排水事業対象区域64戸が未加入
旧長谷村の農業集落排水事業について対象区域内の世帯のうち64戸が未加入となっていることがわかりました。
これは10日伊那市役所で開かれた伊那市議会経済建設委員会協議会で報告されたものです。
この問題は旧長谷村が平成9年から進めてきた家庭の雑排水処理などを行う農業集落排水事業について、対象地区となる溝口、非持などの64戸が組合に未加入のままとなっているものです。
加入金は1戸あたり30万円で合計1920万円については旧長谷村が立て替えていました。
当時村では事業について、「強制加入ではないが3年以内に出来るだけ加入をお願いしたい。」と説明していたということです。
未加入の64戸のうち空家が19戸、老人世帯が11戸あり、この世帯については、加入金徴収はかなり難しい状況だとしています。
未加入世帯について市では戸別の訪問により加入を要請していくとしています。