東農大生 漆戸醸造で酒造り学ぶ
12日間住み込みで
東京農業大学醸造科学科の学生が、伊那市西町の酒蔵・漆戸醸造で、泊り込みで酒造りを学んでいます。
今年は、醸造科学科の3年生2人が、漆戸醸造でインターンシップ体験をしています。
13日は、もろみの水分や温度などを均一化させるための櫂入れや、現在、酒がどのような状態かをチェックするなどの作業を行っていました。
漆戸醸造の社長漆戸正彦さんが、東京農業大学の卒業生であることが縁で、受け入れを始めて10年になります。
全国で50ほどの醸造会社が学生を受け入れていて、上下伊那では、漆戸醸造のみが受け入れているということです。
受け入れは、21日までの12日間で、学生達は、蒸した米とこうじを合わせる作業から、酒を搾る作業まで、酒造りに関るほぼ全ての工程を泊り込みで学びます。
学生達が仕込んだ南箕輪村産のひとごこちという酒米を使った純米酒は、年明けから楽しめそうだということです。