高遠そば復活15周年を祝う
実行委員会がさくらホテルで記念式典
平成9年に復活した高遠そばが今年で15年目を迎え、16日に式典が行われました。
高遠さくらホテルで行われた記念式典には、地域で活動しているそばの会などから80人が出席し、15年の節目を祝いました。
高遠そばは、高遠藩主保科正之が愛したとされています。
福島県会津地方にあって、保科ゆかりの高遠になぜないのかと平成9年に研究会が発足。
以来、そば祭りや各種イベントを精力的に行い、高遠そばの名はじょじょにしられるようになりました。
あいさつした飯島進実行委員長は、「高遠そばは、おいしく食べる知恵や工夫だけでなく、まちづくりの知恵もつまっている」とあいさつしました。
式典では、高遠そばを地域から盛り立てている山室そばの会、弥勒そばの会、芝平そばの会、そば打ち愛好会の代表者に感謝状が贈られました。
来賓として招かれた白鳥孝伊那市長は、「信州そば発祥の地はここだと大きな声で言っていきたい」とあいさつしました。
高遠そばの会では、今後、さらなるブランド化や高遠辛味大根の生産と販売などまちづくりも含め取り組んでいきたいとしています。