ジビエ料理を楽しむイベント
竜門で不定期開催
ニホンジカや猪による農作物への被害を減らそうと、各地の地方自治体などは有害鳥獣の駆除に取り組んでいます。
そんな中、駆除した有害鳥獣をジビエ料理として味わおうというイベントが20日夜、伊那市内の飲食店で開かれました。
20日夜、伊那市中央の竜門で開かれたイベントには、およそ60人が参加しました。
子どもの頃に食べた味が忘れられないという年輩客から、両親と一緒に参加したという20代の女性まで様々です。
このイベントを開いたのは、竜門の社長小阪洋治さんです。
小阪さんは猟友会員で、毎年猟期が来ると猟に出かけています。
今回提供された肉は、全てこの冬に小阪さんが捕獲したものです。
イベントは4年ほど前から不定期に開いているということですが、口コミで参加者は増えているということです。
小阪さんは「有害鳥獣だからといって駆除するだけでなく、おいしく食べて供養することが大切」と話します。
イベントの参加費は、食べ放題飲み放題で3,000円です。
小阪さんは「材料が手に入れば来月また開きたい。誰でも参加できるイベントなので、興味のある方は是非参加して下さい」と話していました。