伊那地域にまとまった雪
21日の夜遅くから22日朝にかけて、伊那地域ではまとまった雪が降り、市街地では雪かきをする姿が見られました。
長野地方気象台によりますと、本州の南の上空を通過した低気圧の影響によるもので、中南信を中心に雪が降りました。
中央自動車道ではチェーン規制が行われ、高速バスに30分から1時間の遅れが出たということです。
気象台では、あさってにも伊那地域で雪の降るところがあると予想しています。
スキー場には恵みの雪
22日には伊那市の伊那スキーリゾートがオープンしました。
雪は昼前には雨に変わりましたが、ゲレンデでは家族連れや地元の高校生などが初滑りを楽しんでいました。
伊那スキーリゾートは、ここ数年利用者が増えていて、昨シーズンは前のシーズンよりも1万人近く多い、およそ4万6千人が訪れたということです。。
今年はオープン25周年を迎えることから、駒ヶ根市の駒ヶ根高原スキー場との合同のイベントも企画されています。
同じ地域のスキー場を利用してもらおうというもので、食事やサービスの内容を競います。
利用者がどちらがよいかをチラシの項目に丸をつけて応募すると、抽選でリフト券などが当たります。
伊那スキーリゾートの鷲尾晋支配人は「同じ地域のスキー場同士で協力して盛り上げていきたい。多くの人に利用してもらいたい」と話していました。
伊那スキーリゾートは来年3月下旬までの営業を予定しています。