松島音頭 DVD収録し配布へ
地域の民謡復活へ
箕輪町の松島区は、地域に伝わる民踊「松島音頭」を復活させようと、踊りを収録したDVDを地域に配ります。
25日は、松島区の加藤壽一郎区長が箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長にDVDを手渡しました。
DVDには、松島音頭とその振り付けの他、与地の伊那節などが収録されています。
松島音頭は、昭和22年に地元の青年会が中心となって作った踊りです。
当時は、区の集会があるたびに踊っていたということですが、次第に踊られなくなっていました。
復活を願う住民の声を受け、区では今年の6月から制作に取り掛かりました。
踊りを覚えている人を何人も集め、歌や振り付けを思い出しながら再現したということです。
制作費はおよそ20万円で、全額町の交付金で賄っています。
区では、DVDとブルーレイディスクあわせて82枚を作製していて、町内の全ての小中学校の他、商工会や公民館などに配布するということです。