2012重大ニュース(1) 土地開発公社 解散へ
伊那市土地開発公社の在り方について検討してきた委員会は、「平成25年度末までに解散すべき」とする検討結果を、8月に白鳥孝市長に答申しました。
委員会では、「土地の値段が下がり続ける中でこれまでのような実績を持続するのは厳しい」として、解散すべきとの検討結果を報告しました。
市では、答申を受け、公社を平成25年度末で解散とするプランを10月に公表しました。
市は、公社の保有地などを引き継ぎますが、金融機関から借入金、およそ26億円について肩代わりします。
平成24年度改訂版の財政健全化プログラムでは、保有地が売却できない場合、市の財政は赤字となるとる推計しています。
2012重大ニュース 大芝イルミ 期間中14万人来場
南箕輪村大芝高原の秋を電飾で飾る恒例のイルミネーションフェスティバルが10月に開かれ、およそ14万人が訪れました。
大芝高原には、およそ330基の作品と、無数のLEDが光の祭典を演出しました。
今シーズンで7回目となるこの催しは、村の商工会が母体となる実行委員会が手作りで取り組み続けています。
期間中には、雅楽の演奏や、餅の無料配布、フリーマーケット等様々なイベンが行われ、およそ14万人が訪れました。
2012重大ニュース 買い物支援へ出張販売始動
食料品や、生活雑貨など様々な商品を車に乗せ、伊那市の市街地を移動しながら販売するサービス、「こんにちは伊那まち」が10月から始まりました。
出張販売は、中心市街地の商店主らでつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」が、高齢者の買い物支援サービス事業として始めたもので、月一回のペースで実施しています。
やるじゃん会に加盟している18店舗が参加し、車9台に商品を詰め、市内4か所を巡回しました。
買い物に訪れた、お年寄りらは、店主から商品の説明を聞いたり、現場に無い商品を注文したりり、買い物を楽しんでいる様子でした。
2012重大ニュース 南ア遭対協 創立50周年
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の創立50周年記念式典が11月、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は昭和37年12月に隊員17人で発足し、現在は民間や行政など82人で活動しています。
またこの日は、救助隊の活動を題材とした漫画「岳」の作者・石塚真一さんによる記念講演も行われました。