五穀豊穣、無病息災祈願し「どんど焼き」
南箕輪村神子柴区で5日、伝統行事「どんど焼き」が行われました。
この日は、地区の子どもやその保護者などおよそ50人が、近所から集めた正月飾りを持って集まりました。
ダルマやしめ飾りを積み上げてやぐらが完成すると、保護者の手で火がつけられ、やぐらは勢いよく燃えていました。
どんど焼きは、正月飾りなどを燃やして無病息災や五穀豊穣などを祈願する、小正月の伝統行事です。
神子柴では毎年、1月の第一土曜日に行っていますが、今年は正月休みと重なったため、例年よりもたくさんの人が参加したということです。
火が落ち着いてくると、それぞれ持ってきた餅を、燃え残ったおきで焼いて食べていました。
ある小学生は「6年生なので参加するのは今年で最後。おもちもおいしかったし、とても楽しかった」と話していました。