JR飯田線 駅舎利活用について意見交換
無人化になった場合について協議
地元商店街や高校の教員などでつくるJR飯田線伊那市利活用検討協議会の2回目の会議が11日開かれ、無人化となった場合の駅の利活用などについて意見を交わしました。
白鳥孝市長は、出された意見をまとめ、21日に開かれるJRとの意見交換の場に提出するとしています。
会議には、関係者およそ30人が出席しました。
会議では、JR東海の方針により、今年4月から伊那北駅と沢渡駅が無人化となった場合の、駅舎の利用方法などについて意見を交わしました。
[住民]県の支援金を活用して物販などをしてみてはどうか
[商工会議所]コミュニティーセンターなど地域住民の寄り合いの場に
これらの意見に対し、市は「行政サービス以外での駅舎の利用には、売り上げの数%をJRに払わなくてはいけないといわれている」と説明。
委員からは、「一方的すぎる」などの意見がありました。
会議では他に、乗車券の販売業務を自治体へ委託する制度などの説明がありました。
今後は、21日に愛知県でJR東海との意見交換が予定されていて、白鳥市長は「出された意見を集約し、提出したい」としています。