子ども達が凧揚げに挑戦
伊那市小沢 凧づくり・凧揚げ体験会
伊那市小沢で12日、子ども達が凧作りを体験しました。
この日は、小沢交流センターで凧づくりが行われ、子ども達が地域の高齢者クラブ「あかりの会」のメンバーから作り方を教わりました。
子ども達に、正月の伝統的な遊びを体験してもらおうと企画されたもので、この日は地区の子どもやその保護者、およそ50人が参加しました。
凧に思い思いの絵を描くと、竹で骨組みを作っていました。
揚がった凧に歓声
凧が完成すると、全員で外に出て凧を上げていました。
この日は、風が吹いたり止んだりの、凧揚げには向かない天候でしたが、子ども達は走ったり凧糸を引っ張ったりして揚げていました。
参加したある子どもは「走って疲れたけど、凧が高くあがると気持ち良いし楽しい」と話していました。
あかりの会の唐澤寿男会長は「昔はこういう遊びが普通だった。子ども達に伝統的な正月遊びを体験してもらって、たまには外で友達と遊ぶようになってもらえたらうれしい」と話していました。
高齢者クラブ「あかりの会」では、今後も地域の伝統行事を子ども達と一緒に楽しみながら伝えていければ、としています。