雪の影響 交通機関に乱れ
けが人9人 交通事故40件
上伊那地域では14日未明から夕方まで降った雪の影響で、交通機関が乱れ朝の通勤通学に影響がでました。
伊那市荒井の伊那消防署では、14日未明から夕方までに、11センチの積雪を観測しました。
JR飯田線では、15日朝伊那松島駅でパンタグラフが凍結し電源が入らなくなったため、午前5時から午前7時にかけ上下線合わせて5本が運休し、350人に影響がでた他、14日も午後1時半頃、北殿駅で車両点検を行ったため45分の遅れが発生し190人に影響がでました。
高速バスは、新宿行きが15日始発から最終便まで運休となっていて、16日は、通常運行に戻る見込みです。
伊那警察署によりますと、14日の降り始めから15日の昼頃までに、スリップなどの交通事故が40件起きているということです。
また、伊那消防組合管内では70代の女性が雪に足を滑らせ転び足の骨を折るなど、14日の降り始めから15日の昼までに9人が病院に運ばれています。
伊北ICから山梨県の須玉ICまでが上下線で通行止めとなっていた中央道は、15日午前11時に解除されました。
伊那市では、倒木による影響で14日午後1時半頃、野底、福島、手良の一部68戸で1時間半停電となりました。
JA上伊那によりますと、農作物への影響はでていないということです。
高遠第一保育園の園児は雪遊び
伊那市高遠町の高遠第一保育園の園児は15日、園庭で雪遊びをしました。
園児らは、そりで滑ったり大きな雪だるまを作ったりと、思い思いの遊びを楽しんでいました。
大人にとっては雪かきなどに追われた大雪も、こども達にとっては楽しい1日となったようです。