春が近い神社で受験生が合格祈願
春富中3年生
高校の入学試験を前に伊那市の春富中学校の3年生は18日、学校近くの春近神社を訪れ、受験の合格を祈願しました。
放課後、春富中学校3年生の希望者およそ140人が春近神社を訪れました。
春が近い神社と書く春近神社で縁起を担ごうと、春富中学校では去年から合格祈願に訪れています。
生徒達は本殿に入るとお払いを受け代表者が玉ぐしを奉納し全員で合格を祈りました。
花畑樹彦宮司は「地域に生まれたみなさんが、それぞれの道に進み活躍すること、合格の便りが届くことを祈ります」と話していました。
祈願祭を企画しているのは、地元有志でつくる春近神社祭典委員会のメンバー10人です。
地元の受験生を、地域をあげて応援したいとの思いから始めました。
祭典委員長の原正博さんは、「全員の合格はもちろん、地域への愛着を深め郷土への誇りを持ってほしい」と話します。
県立高校の入試は、前期選抜が2月12日、後期選抜が3月12日に実施される予定です。