上伊那教育会 研究発表会
上伊那郡誌自然編改訂に向け研究
上伊那教育会郷土研究部の研究発表会が19日伊那市のいなっせにある上伊那教育会館で開かれました。
発表会には50人ほどが参加しました。
19日は自然の部と人文の部で発表があり、自然の部では中央アルプスの植物や動物などについて研究結果が発表されました。
このうち辰野東小学校の大木島学さんは、去年の夏に行った中央アルプス高山帯での野鳥の調査について発表しました。
上伊那教育会の自然の部では、上伊那郡誌自然編の改訂に向け、調査研究を行っています。
自然編は発行が50年ほど前のため、現在の事例と異なるものもあり、新たに研究調査を行っていて、平成29年の刊行を目指します。
大木島さんは、「おととしの調査より多くの種類の鳥を観察することができたが、ライチョウの生活痕は発見できなかった。ライチョウが戻ってきてくれることを期待して調査を続けていきたい」と話していました。